super man 〜憎いアイツはスーパーアイドル〜 part6

ブロッコリー sideKH ページ8

今日はソナの退院の日

あれから気まずい状態が続き、連絡もしていない
といっても単に恥ずかしいだけなのだが…


SM「キュヒョン、今日お迎え行くんでしょ？」

着替えているとノックもなしに(まぁヒョンの部屋でもあるんだけど)入ってくるなりそう言ったヒョン

KH「お迎え？あぁ…俺撮影の後ちょうど収録入ってて…」

無理すれば行けなくもないんだけど…

SM「ふぅーん…」

それを知ってか知らずか
SM「まぁ別にいいけどね…変なプライド守る為にこのまま終わるなら、その程度だったってコトだし…」

そう言い捨てて部屋を出て行った

このまま…終わる…

何が？
俺とソナとの関係が？


急に突き付けられた決断

このままで…いいのか？？
でも…ソナはこんな俺を許してくれる？


一人葛藤する俺
刻一刻と迫る時間


LE「おーい、キュヒョナ！そろそろ時間…って…えっ？！」

ノックもなしに入ってきたトゥギヒョンが俺を見るなり固まった

LE「キュヒョン…どうしたの？なんで泣いてるの？」

KH「泣いてるって誰が…」

自分の頬流れる涙に気づき、そっと触れる

俺…なんで泣いてるんだ？？


LT「何があったかわかんないけど…たぶんソナのコトだよね？キュヒョン…後悔するようなことだけはするなよ？」

後悔するなよ

最近この言葉ばかり言われている


KH「ヒョン…俺撮影の順番先にしてもらいたいんですけど…」

LT「それでその涙は解決する？？」
リーダーというよりもヒョンの顔で俺に問いかける翼を無くした天使

KH「はい…すいません…迷惑かけて…」

ぺこっと頭を下げると
頭をポンポンされた

LT「ふふっ…キュヒョンに頭下げられるなんて…今日は雨降るかもね」

そう言うと

LT「わかった、みんなにも伝えとくよ！マンネよピンチだってwwwほら、もう、出るよ！それで行くつもりじゃないでしょ？」

俺の頭を指差すと、あひゃひゃと笑いながら部屋を出て行った

鏡を見ると

KH「うわ…イケメン台無しだな…」

まるでブロッコリーのように頭が爆発していた
ブロッコリーはイェソンヒョン担当のはずなのに…

何より…
問題は荒れまくった肌
今日の撮影は…だいぶ修正してもらわないといけないな…

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