何も知らない ページ3
よほど疲れが溜まっていたのだろう…ひたすら眠るAの頭を撫でる
刻一刻と迫る仕事の時間
無理言って抜けさせて貰ったのだ…これ以上迷惑かけるわけにはいかない
ギリギリの時間までそばに居たい
ソンミンヒョンに言われたことばが胸に刺さる
俺は…Aの事なに一つわかってないのかもしれない
わかったつもりになっていただけなのかもしれない
そこまで無理をしていたなんて…俺がもっと早くに気づいていれば…
悔しさのあまり祈るように握りしめた手
そこにそっと触れた暖かい感触…
A「キュヒョン…？泣いてるの？？」
KH「A！」
Aの目に映る俺の情けない顔
心配そうに俺を見つめる愛しい人を前にして、言葉が出てこない
言いたい事はたくさんあるのに…
そんな俺に気付いたのかはわからないが、
A「キュヒョン…ごめんね…心配かけちゃったね…」
そういって俺の髪にそっと手を伸ばす
そのまま二人の視線がぶつかる
しばらく見つめあった後
にっこり笑うと
A「夢をみていたの…ずっと昔の夢…」
空を見ながらぽつんとつぶやいた
KH「昔の…夢？？」
やっと開いた口から出て来た言葉はあっけないほど普通の返事だった
A「うん…」
そして再び俺に視線がうつる
A「また…やっちゃった…」
また？？
やっちゃったって何を？？
そう質問しようとすると同時に鳴った俺の携帯
しまった…
携帯切っとくの忘れてた…
A「仕事…抜けて来てくれたんだよね？もう大丈夫だから…行ってイイよ？」
クソ…
KH「ごめん…」
結局ヒョンの言うとおり俺は側にいながら何も気付いてあげられなかった
KH「終わったら…また来るから…」
A「無理しなくて…「絶対来るから！！」
気を遣ってくれたAの言葉を遮ぎる
A「うん…じゃあ待ってる…」
病室を出ると、目の前にの長椅子にソンミンヒョン。なぜかリョウクとイェソンヒョンも一緒に座っていた。
RW「キュヒョン…ソナは？」
心配そうに駆け寄ってくるリョウク
そしてその後ろに俯いたまま立ち上がったイェソンヒョン
YS「キュヒョン…すまない！！」
凄い勢いで頭を下げてきた
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー食べ物
すし
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みるく - 最近、このお話が面白くて熱中してました。とても楽しいです！是非続きをお願いします。 (2016年1月3日 12時) (
レス) id: 24618d5a10 (このIDを非表示/違反報告)
kpop_love_yuna(プロフ) - はるまろんさん» 頑張ってくださいね(^^♪ (2012年8月2日 22時) (レス) id: 6460329ee6 (このIDを非表示/違反報告)
はるまろん(プロフ) - kpop_love_yunaさん» ありがとうございます！なかなか更新できないにもかかわらず、読んでいけてコメントまでいただけて…本当に感謝の気持ちでいっぱいです！とても励みになります！ (2012年8月1日 16時) (レス) id: b5d8418d92 (このIDを非表示/違反報告)
kpop_love_yuna(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2012年7月30日 8時) (レス) id: 6460329ee6 (このIDを非表示/違反報告)
はるまろん(プロフ) - Junoさん» ほんと、申し訳ないです！しかもまた最初から読んでいただけたなんて…感謝感謝です(^^)とても励みになります！頑張りますね！ (2012年6月10日 23時) (レス) id: b5d8418d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるまろん | 作成日時：2012年2月8日 18時
