super man 〜憎いアイツはスーパーアイドル〜 part6

ため息 〜sideSM〜 ページ2

久し振りに会ったにもかかわらず、
すぐに意識を失ってしまったソナ


慌ててソナのマネを呼び、
そのまま病院へ…


極度の疲労と睡眠不足
加えて風邪を引いたらしく、点滴で眠っているソナを見つめる

抱きしめた時気付いた
以前より明らかに細くなった身体
元々細かった身体は長身にも関わらず、なんなく抱える事が出来た


そんなに仕事、忙しいのか？？

確かソナもSMTにゲスト出演するっていってたから、その練習が大変とか？

何はともあれ
キュヒョンは何やってんだ？！

さっき一応メールしといた

「ソナが倒れた」
その一行だけだけど…


そのあと携帯の電源を切ってやったから、今頃気がきじゃないだろう


まぁ、それも時間の問題だろうけど…

KH「ヒョン！！」

ほらね

病室に入ってきたキュヒョンは、そのまま早足で俺の方へ来た


KH「どういうことですか？なんでヒョンが？いや、そんなことより…Aは？倒れたってどういうことですか？！」

180センチの高さからすごい勢いで俺に食いかかってくるキュヒョン

SM「睡眠不足と、極度の疲労、加えて風邪引いちゃってるみたいで熱が出てる…今抗生剤の点滴してもらってる。2.3日は入院した方がいいみたいだよ…」

KH「睡眠不足と…極度の疲労？やっぱり…」


それを聞いてカッとなる

SM「やっぱり？どういうこと？キュヒョン、気付いてたの？気付いてたのになんでこんなことになってるの？ねぇ！？」

僕の言葉で固まってしまったキュヒョン

こんなことになるなら…

次の言葉を言おうとした瞬間

A「キュヒョン…」

その声にはっとしたキュヒョンがソナのそばに近づく
まだ目は覚めていない様だ

KH「A、ごめん…俺がもっと早く気付いてやれば…」
ソナの髪をなでながらうな垂れるキュヒョン

KH「ヒョンも…ごめん…それと、ありがとう…」

SM「僕も…ごめん、、、」


ソナ…
僕が君にしてやれることは、なんでもしてあげる
それでも

やっぱり君はキュヒョンを選ぶんだね…


静かな病室に
僕の深いため息が響いた

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