82 ページ36
小春「なんでそんな怖い顔するの？」
貴「なんで？お前が…！！」
レ「音那……大丈夫だよ」
貴「何が大丈夫なんだよ……そんな顔して、どこが大丈夫なんだよ！！！」
レ「事実だから…」
貴「俺は必要としてる！！！」
レ「一人は慣れてるから……ねっ？」
真「神宮寺、部屋に戻るぞ」
レ「……」
ガチャン
貴「お前のせいだ…」
小春「ちょっとした冗談のつもりだったのに〜」
貴「冗談でレンにあんな事言うな！！！」
小春「そんなに大事なんだね」
貴「大事に決まってんだろ」
小春「部屋戻るね」
ガチャン
貴「なんなんだよ…」
レンになんて言ってあげたらいい？
俺の言葉はレンに届くの？
レンは俺に必要とされても嬉しくない？
レンは俺を必要としてる？
貴「分かんない……」
ガチャ
蘭「おい、音那！ちょっと来い！！」
貴「えっ…はい」
なんか焦ってる？
蘭「レンが……」
貴「レン？」
レ「なんで俺は一人なの？」
真「一人ではない」
レ「なんで必要としてくれないの？」
蘭「さっきからずっと、俺達の声が聞こえてねぇみたいなんだよ」
貴「レン」
レ「なんで…」
貴「レン！！！」
レ「っ…」ﾋﾞｸｯ
貴「お前は一人じゃない」
レ「一人じゃない証拠は？」
貴「音也、真斗、那月、トキヤ、翔、寿さん、黒崎さん、美風さん、カミュ、春歌、俺が居る」
レ「誰も必要としてなかったら？」
貴「必要じゃなかったら、そもそも関わらないよ」
レ「ホント？」
貴「うん」
レ「俺は居ていいの？」
貴「当たり前だろ……レンが居なくなったら、ST☆RISHのRが消えるだろ？」
レ「うん」
蘭「たくっ……言っとくけどな！俺は、必要としてねぇ奴とは関わらねぇ」
真「それって…」
レ「蘭ちゃん！！」ギュー
蘭「抱きつくな！！」
真「音那、ありがとう」
貴「真斗」ギュー
真「？」
貴「ちゃんと真斗も必要としてるから、安心して？」
真「あぁ」
蘭「おい、音那！！レンを引き剥がせ！！」
貴「……黒崎さん」ギュー
蘭「おめぇもかよ！！」
真「失礼します」ギュー
蘭「暑苦しいな…」(まぁ、今日くらいはいいか)ギュー
真・レ・貴(安心する)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：皇 音那 | 作成日時：2020年5月13日 22時
