吸血鬼との契約 (ページ9)

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１-8 家にてページ9

冬樹side

はぁ・・・死ぬかと思った。走った瞬間もう自分がいた場所にはいなかった。1分くらいで自分の家についてしまった。

｢お前すごいな｣

｢いまさらだ。さて早く家に入りたいんだが主｣

｢はいはい、少し待ってろ｣

俺の家は訳あって一人暮らし・・・という訳では無いただ単に実家が地方にあって俺が行きたい学校はその地方になかった。ただそれだけだ。

｢ほい。早く入れ｣

｢ありがとう。主｣

｢それはいいけど、お前は大丈夫なのか？魔法？をいっぱいつかっていただろ？｣

｢ああ、問題ない。吸血鬼は元から魔力が高いからなその中でも私は強い方に分類されるからな。だから滅多なことでは疲れない。｣

｢そうか。では説明してもらおうか。｣

｢まずは遺伝子操作のことからでいいか？主。｣

｢ああ、問題ない。｣

｢そうだな・・・主は吸血鬼が嫌いなものが何か知っているか？代表的なのは3つあるが｣

｢ファンタジーマニアに喧嘩売ってるのか？一つ目は純銀、二つ目はニンニク、三つ目は日光・・・だろ？｣

｢そのとおり。吸血鬼は大体その三つが嫌いだ。まぁ、書いてある本とか、出身によって細かい所は違うが。まぁ、いいか。そのような具体的な手段があるのに、何故ホラー映画などの王道に、怖い話に、吸血鬼の名が出てきてると思う？・・・答えは簡単。人が心のどこかでまだ怯えているからだ。それなら何故そこまで怯えるのか。それをかんがえてみろ。主、｣

｢そこで俺に話をふります！？｣

｢仕方ない。喋るのが疲れた。｣

自分勝手だな。この吸血鬼は