吸血鬼との契約

１-4 契約内容の確認 ページ5

冬樹side


契約内容は次のような物だった

契約書〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・私、魔魅は花宮冬樹を主として認める

・主の命令は理不尽な命令でない限り従うこと

・その代わり魔魅は、主 花宮冬樹から地をもらうことが出来る

・血を吸うのは1日1回。それ以上は両者合意の上でやること

・戦いや病死などした場合この契約は破棄される

・主 花宮冬樹がこの契約を破棄したいと望んだ場合、両者に厳しい罰が下される

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なんというかすごい内容の契約書だな・・・


｢契約書の確認は終わったか？何か至らない点があったら言ってくれ｣


｢いや、特にはないけど・・・下から2番目の戦いってなんと戦いかなーって俺知りたいんだけど？｣


｢自分でわからないか？｣


｢多分、他の吸血鬼もこの世界にいて、俺の血を狙ってくるんだと思う。俺の血はいい匂いがするってだれかがいっていたしなー｣


｢ほとんど正解だな。厳密に言うと吸血鬼だけでなく、日本の妖怪やら何やら。はたまた外国の獣人やら何やら。色んなのが主を狙って来るぞ？｣


｢へーだから戦いねー｣


｢私だって吸血鬼だ。独占力は強いほうだ・・・
主の血を独り占めしたいというな｣


その時の吸血鬼名前の顔はとても怖かった・・・
という訳でもなく。一瞬瞳の中が光ったような気がした

｢とりあえず契約は確認したよ。なんと文句もない。｣


｢そうか。では契約を続行する。
・・・と言ってもあとはこの契約書に血を垂らすだけだが。｣


またこれ以上血をうしなうのかよ・・・

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