か わ か み か っ ぷ る さ ー ど ！！

ﾘｸｴｽﾄ ページ23

Aside


『伊沢さん、拓朗は？』


「川上？今日体調悪いって早退したな。」


『ありがとうございますっ！』


「えっ、ちょ、Aー？」

『すみません！早退します！拓朗の看病するので！』



「えっ、えぇ……」







『拓朗っ！』

そう言っても応答なし。

多分、寝室かな……


『拓朗っ！ねえ！』


「…何」


『ごめん！私っ…私っ…拓朗があの子といたところの一部分しか見てないのにっ……』


「……」



『勝手に決めつけてっ……』


「(笑)、今日って何の日か知ってる？」


『えっ…何の日か？』


「うん、今日って何の日だっけ？」


『分からないよ…』



「…おいで」


扉を開けて中に入る。
すると拓朗に抱きしめられた。拓朗は耳元で、


「誕生日おめでとう、A」


そう言った。そういえば、仕事に没頭しすぎて忘れていたけれど、私の誕生日だ。


「あの時は誤解させてごめんな、でも俺はずっとずっとAのことを愛してる。」


「だから、俺の気持ち受け取って？」


そう言って差し出したのは指輪。


「プロポーズの時買えなかったから…誕生日に」


『っ！…(涙)』


「泣かんで？」


『だって、だって…』


「あのことは気にしなくていいから…ね？」



『っ…ありがとうっ…愛してるよっ…拓朗。』



「俺も、愛してる。」


『んっ…ふぁ…』


拓朗が深いキスをしてきた。

私もそれに答えるように受け入れる。


「ごめん、もう無理……いい？」


『うん、きて？』


ひとつの勘違いから始まったすれ違いだけど、それ以上に私たちの愛を感じれた。


ずっと、ずっと、大好き、愛してる、拓朗。



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


復帰！


お待たせしましたっ！！


復帰記念で今日は長め！


リクエストください！


以上！作者の！Numuでしたっ！

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