ゲームで出会った君と【d!】

帰宅 ページ25

先輩はバイクを押して
俺はチーノを背負って歩くこと約25分


やっと先輩の住んでいるマンションが
目に入った。



『そういえば、塩戸くんは泊まっていくん？』


syp｢え？｣



『え？こんな可愛い後輩夜道1人なんてダメだよ』



syp｢いやいや、密室に男2人女1人の方が問題やろ｣



口元を手で覆いながらそう言うと



『照れてんの？かわいー』


そう少し茶化される。



マンションの目前まで着き、
駐輪場にバイクを止め、マンションへ入る、
オートロック式なため


『ちょっと待ってね。』


と、いい鍵を開ける。


『ん、いこか』


また足を進めだし、エレベーターに乗ると
沈黙が続く


自分たちが降りる階に着くとドアが開く
とある人物が突っ立っていた
コンビニにでも行くとこだろう。


rb｢あ｣


『あぁ…こんばんは。』


syp｢…ッス｣



こんな気まずい空気になりながら
天乃さんの横を通り過ぎ
部屋の目の前までやってくる。


ドアを開け


『どーぞ。』



そう言うと小さな声で｢お邪魔します。｣とだけ呟いた

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