ゲームで出会った君と【d!】

帰宅 ページ24

『それ言えばギルメンの馴れ初めって？』


syp｢あぁ、トントンさんとグルッペンさんが
　 鬱先生誘ったんが始まりですよ。｣



未だにゲーム内でも遭遇したことがない
グルッペンという人物に疑問などを浮かべつつ、
問いを続ける。




『てかぺぺくんとどこで知り合ったん？』



syp｢わいが大先生に招待受けた時にチノさんと話したんがきっかけですね。｣



『あ〜、陽キャやしな』



塩戸くんとは中学は同じで先輩後輩という関係だった
しかし____から
高校に入ってからは他校だと言うのに
学校外にいることが多かった。
そりゃぺぺとトントンさん、私が知人なこと、
知るわけないでしょう…。



次は彼のターン



syp｢わいも聞きたいんですけど、
　 トントンさんとぺぺ、どういう絡みなんですか？｣



『高校の時さ、門までいつも迎えに来てくれてたやん？』



syp｢そうっすね｣



『たまに遅い日あったの、覚えてない？』



『あれ、生徒会役員しとったの。』




そう言うと｢はぇ〜｣と声を漏らしながら
納得していた、

私はあまりしっかりしてるタチではないので
少し意外だったのだろう、




そして少し沈黙続きで歩いていると
耳元から


｢好きぃ……｣


と、聞こえてくる。
どうせチーノの寝言だろうと思い



ショッピの方へ目をやると
少し不満げな顔で



syp｢先輩、俺変わりますよ｣



と、1度バイクを止めてぺぺを剥ぎ取り、
｢バイク頼みます。｣と、伝えられた。

帰宅→←帰宅？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す