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#22 ページ23

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「…眠…」



欠伸を零しながら歩く駅までの道。



そもそもテスト勉強なんてした事の無い俺は、このテストの沼を恨んでた。



「いきなり勉強の虫になるなんてほんまツムに何があったん」

「喧しいわ。なんでもええやろ」



隣を歩くサムが呟く。

そんなに俺が勉強するの珍しいか。
たまには勉強するわアホ。



「変な薬飲んだんとちゃうか」



サムが真剣に俺の目ぇ見てくる。

ホンマになんやの。



「あ、治に侑!」

「あ、A」



サムがそう言うと、Aは少し嬉しそうに笑った。



「なんか新鮮やな、3人で帰るん!」



俺とサムの間にすっぽり入ったAはやっぱりどこか嬉しそうやった。



「なんか嬉しそうやな。」

「…おん。ずっと否定しとったことをちゃんと解決できてん。」



俺らより1歩前に出て、Aは俺たちに告げる。



「私な、好きな人おったらしい」



今までの高いテンションではなく、真面目な声で。



だからこそ、何も言えへんかった。



目の前が、徐々にブラックアウトしていく。



「…ダサ」



月明かりに照らされるAは、やっぱ綺麗やった。

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虹希(プロフ) - アサトさん» 欲張っちゃって大丈夫ですよ(笑)私も悩みに悩み抜いて激選した3つですから(笑)2番と3番ですね。了解です!投票ありがとうございます。 (2018年3月29日 9時) (レス) id: 75b8cca6ce (このIDを非表示/違反報告)
アサト(プロフ) - え、すっっっごく欲張りたいんですけど…なんという究極の選択…!あああとりあえず二番で!宜しければ三番も見たいです!!! (2018年3月29日 0時) (レス) id: ada63d727d (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - Gu-rabbitさん» わざわざ読み返して頂けてるんですか?!え。嬉しいです。2番ですね。わかりました!投票ありがとうございます。 (2018年3月28日 21時) (レス) id: 75b8cca6ce (このIDを非表示/違反報告)
Gu-rabbit(プロフ) - 何度も読み返しながら続きを楽しみにしてます!2番が見たいです(*´-`) (2018年3月28日 20時) (レス) id: 875ecf4c38 (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - 優香さん» 楽しんでいただけてるのなら幸いです!2番ですね。わかりました!投票ありがとうございます! (2018年3月28日 19時) (レス) id: 75b8cca6ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹希 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年3月3日 13時

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