番外編 編集長と篠ちゃん ページ21
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リア友ちゃんからリクエスト
ありがとう！
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「拓司、起きて」
「…んん…」
起きる気配のない拓司に苦笑いを浮かべながら、私は彼の身体をゆすろうとその肩に手をかけた。
「…わっ」
するとその腕を引っ張られ、気がついたら彼に添い寝をしている状態になっていた。
「…一緒に寝よ？」
耳元で囁かれ、頷くしかなかった私はそのまま掛け布団の中に入っていく。
「あー…Aだ」
私のことをぎゅっと抱きしめてそう言った彼は、小さく震えていた。
「俺さ、最近A居ないと寝れないんだよね」
「…それは、私が居なくなる気がして？」
私の言葉に彼は抱きしめる力を強めた。
おそらくそれは、私の言葉に対する肯定で、申し訳なさで胸がいっぱいになった。
「ごめんね」
私がそう言うと、彼はそっと抱きしめる力を弱めた。
「俺はそういうこと聞きたいんじゃないよ」
柔らかく笑った彼の顔につられるように、私も思わず微笑んでしまった。
「Aがいなくなる事に対する恐怖よりも、Aが俺に与えてくれる安心感が強すぎて。もうAなしじゃ寝れないって話だから」
彼はそう言うと、そっと私の額にキスを落とす
「なんかいいね、Aのこの姿は俺のって感じで」
そんな彼の瞳から私を想ってくれているのはヒシヒシと伝わってくる。
私はそんな彼の唇にそっと、自分のそれを重ね合わせた。
それを離して彼の顔を見ると、彼の耳は真っ赤に染まっていて、思わずその表情に対してクスリと笑ってしまった。
「拓司の照れた表情を、私だけが見れるってのもいいね」
「…ほんとにさぁ、ずるいよAは」
彼はそう言うと、眠たいと言っていたのにも関わらず、自分の重たい腰を上げ、私を組み敷いた。
「俺、止まんないよ？」
「覚悟の上ですから」
私が微笑みながらそういえば、彼から大人のキスが降ってくる。
「朝はやいのにね」
「関係ねぇし」
笑いながらそう言った彼に、私も小さく笑い返した。
好きだよ、そんな意味を含めて、私はそっと自分から舌を彼のそれに絡めた。
終わり
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虹希(プロフ) - sekainoowarilovさん» 期待以上のストーリーに仕上げることができていたでしょうか。それなら本当にうれしいです。話のまとまり出会ったり、収束が付いていないのではないかと不安だったので…。これからも虹希を応援していただけると嬉しいです。 (2020年1月6日 17時) (
レス) id: 637c3be836 (このIDを非表示/違反報告)
sekainoowarilov(プロフ) - リクエストありがとうございます！！期待してた以上に素敵な作品でほんとうに、素敵です(語彙力) (2020年1月6日 17時) (レス) id: 8cc800abef (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - 京北わかさん» ご期待に添えていたら幸いです。これからも虹希を応援していただけると嬉しいです！ (2020年1月6日 13時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございます！とっても良かったです！ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
sekainoowarilov(プロフ) - 虹希さん» 虹希さんのかわかみかっぷるなども拝見していてほんとうに毎日ニヤニヤしているのでこちらこそありがとうございます！！ (2020年1月6日 8時) (レス) id: 8cc800abef (このIDを非表示/違反報告)
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