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伊沢side
よく見ると、机の上にメモ書きのようなものが置いてあって、思わずそれを手にした。
【ありがとう、大好きでした。幸せになってね】
いつもの柔らかい字だった。
「…ほんと、バカ」
お前がいなきゃ、幸せになんてなれるはずないのに。
スニーカーに足を引っかけ、フロントに向かって全力で走る。
エレベーターを待つ時間さえ惜しくなって、非常口を駆け下りた。
「あのっ、すみません、さっき道を聞いてきた女性、いませんか？」
「いらっしゃいました」
フロントクラークの男性はそういうと、地図にメモをとってくれる。
「こちらの海をお教えいたしました」
「ありがとうございますっ！！！」
半ば強引にその地図を奪い取り、マーカーで引かれたルートを歩いていく。
まにあわなかったらどうしようとか、そんなことを考えている余裕はなかった。
「伊沢！！」
「っ、ファルさん！」
ファルさんが大きめの車に、みんなを乗せてきてくれていた。
夜遅いのに、動画メンバーだけでなく、ライター達も来てくれていて、Aはやっぱり愛されてるよなんて思ってしまった。
「ギリギリだと思う。いそいで！！」
「…いーよ。ちゃんとシートベルトしてね？」
俺がカチッと音を立てると、ファルさんはアクセルを踏み込んだ。
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虹希(プロフ) - sekainoowarilovさん» 期待以上のストーリーに仕上げることができていたでしょうか。それなら本当にうれしいです。話のまとまり出会ったり、収束が付いていないのではないかと不安だったので…。これからも虹希を応援していただけると嬉しいです。 (2020年1月6日 17時) (
レス) id: 637c3be836 (このIDを非表示/違反報告)
sekainoowarilov(プロフ) - リクエストありがとうございます！！期待してた以上に素敵な作品でほんとうに、素敵です(語彙力) (2020年1月6日 17時) (レス) id: 8cc800abef (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - 京北わかさん» ご期待に添えていたら幸いです。これからも虹希を応援していただけると嬉しいです！ (2020年1月6日 13時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございます！とっても良かったです！ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
sekainoowarilov(プロフ) - 虹希さん» 虹希さんのかわかみかっぷるなども拝見していてほんとうに毎日ニヤニヤしているのでこちらこそありがとうございます！！ (2020年1月6日 8時) (レス) id: 8cc800abef (このIDを非表示/違反報告)
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