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小野寺side
「お待たせしました。」
コートに凛とした声が響く。
「Aさん！！」
そんな声に一番最初に反応したのは彼女の後輩でもある洸史だった。
「洸史もいい加減さん付けやめてよ。同期入社なんだし」
そう。彼女は年上だけど、入社のタイミングは俺たちと一緒。
なぜなら彼女は卒業してから、イタリアのラティーナで二年のプロ契約を結んでいたから。
契約が切れるまで、彼女はラティーナのためにその能力を使っていた。
なんで大学時代の同期がいるパナソニックにしなかったのかは気になるけど彼女は彼女で考えて動いてるのを知ってるから敢えて聞くことはしなかった。
「いや今から呼び捨てなんて無理っすよ！」
そう言い切った洸史にAさんは息を吐いた。
「祐希はできてたよ？」
「俺には無理！！」
“祐希はできてたよ”
Aさんのそんな呟きに石川が本当にイタリアに行ったことを痛感させられた。
「A、早く見せて」
「太志もできた」
俺がちょっとあおってやると、悔しそうにこちらを見てくる。
「…A…」
「よく言えました」
自分より遥かに高い洸史の頭を背伸びしながら撫でる姿にちょっとだけかわいいな、なんて思ったり。
本人には言わないし言えないけどね。
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虹希(プロフ) - 織ぴーさん» レス遅れました…(´・ω・｀)ありがとうございます！これからもよろしくお願いします (2019年11月17日 10時) (
レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
織ぴー(プロフ) - こんばんは！更新待ってました！頑張ってください！ (2019年10月27日 21時) (レス) id: 79415afd8d (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - しゅりめるさん» こんにちは！一応オチの予定は関田さんです！小野寺さんとも悩んだので所属をJTにしました笑 (2019年10月13日 17時) (レス) id: 637c3be836 (このIDを非表示/違反報告)
しゅりめる(プロフ) - こんにちは！この小説は関田さん落ちですか？関田さんの名前を見ただけで嬉しくなってしまって！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年10月13日 5時) (レス) id: abe3ed74ec (このIDを非表示/違反報告)
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