家出少年は期末テストに備えたい3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ10)

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職場体験先ページ10

「あ“？なんでてめぇがいんだよ」

「あ、悪ィ勝手に使ってた」

俺はどこかから帰ってきたら爆豪に席を返した

「質問に答えろやカス」

流れるように貶された

「職場体験先緑谷に相談しようと思って」

「んでクソデクなんかに聞いてんだよ」

後ろに本人がいるが緑谷は特に気にしていない様子で少し困り顔で笑っていた

「緑谷がヒーローに詳しいから」

爆豪はなぜか舌打ちをした後俺の用紙を奪い取った
そして無言で俺の机に叩きつけてまた舌打ちをして席に戻った

「舌打ちすると寿命3秒縮まるらしいぞ」

「んなもん無理やり伸ばすわ！！」

寿命って気合いで伸ばせるらしい

心配したのにキレられて若干へこみつつも俺は席に戻った

・

「A、決まったか？」

上鳴の呻き声を聞いている俺の元に焦凍が用紙を持ってやってきた

「あぁ、ホークスのところにする。焦凍は？」

「俺は、エンデヴァーのとこ」

正直意外だったあんなに父親を嫌っていた焦凍がエンデヴァー事務所とは

「向き合おうと思って」

そう言った焦凍の目は以前のような憎悪はなく憑き物がとれたような目だった

「お互いやることが多いな」

「あぁ」

俺がそう言って微笑むと焦凍も同じように笑いかけてくれた

焦凍が笑っているところ見て上鳴はこういうのを変わったというのだろうとぼんやり考えていた