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「麗日が自身を軽くして戻した反動で加速するというのは誰の案だ」
戻ってきたら俺たちに相澤先生が質問した
「俺です」「五条くんです！」
「そうか....」
先生は軽く下を向いて何かを呟いていた
「見ていなかったのは俺の方か...」
「？」
「麗日も五条のおかげで成績が上がったんだ。感謝しろよ」
「おお！ありがとう五条くん！」
「いや、俺1人じゃ合格出来なかったんだ。ありがとう」
・
・
「皆…土産話っひく...楽しみに…してるがら！」
期末開けの教室で死人のような顔をしている赤点組
「まだわかんないよ！どんでん返しがあるかもしれないよ！」
「緑谷それ口にしたらなくなるパターンだ…」
「合宿先の宿のほこり持って帰ってくるから。あ、落ち葉でもいいぞ」
「黙れよぉおおお！！」
デジャヴ
「予鈴がなったら席につけ！」
先生の言葉で静まり返る教室
「おはよう。今回の期末テストだが、残念ながら赤点が出た。したがって」
(おそらく)赤点組は息を呑んだ
「林間合宿は全員行きます」
「「どんでん返しだぁぁ！！！」」
上鳴の顔おもしろ
「筆記のほうは0、実技で切島、上鳴、芦戸、砂藤、あと瀬呂が赤点だ。」
またもや先生の合理的虚偽が炸裂して林間合宿は全員参加となった
「まあ何はともあれ全員でいけてよかったね。」
「1週間の強化合宿か！」
「結構な大荷物になるね。」
「いろいろ買わねえとなあ」
「あ、じゃあさ！明日休みだしテスト明けだしってことで、A組皆で買い物行こうよ！」
「五条くんは行ける？」
「うん、行く」
待ちに待った
林間合宿がやってくる
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作者名：春音 | 作成日時：2023年12月8日 21時
