ヒーロー名考えてみようの会 ページ5
「エイリアンクイーン！」
「血が強酸性のアレを目指してるの！？やめときな！」
それはダメなのか
ノリノリでやってきた黒目(って爆豪が言ってた)がトボトボと席に戻っていく
「ケロ、じゃあ次、私いいかしら」
「はい梅雨ちゃん！」
大喜利状態の中で手を上げた蛙吹
「小学生のころから決めてたの」
と言ってボードを見せた。
「梅雨入りヒーロー、FROPPY！」
「カワイイ！親しみやすくていいわ！みんなから愛されるお手本のようなネーミングね！」
大絶賛のミドナイ先生。
大喜利脱出ということでみんなはヒーロー名を次々発表していった
「じゃあ俺も！剛健ヒーロー、烈怒頼雄斗！」
自信満々の切島のヒーロー名はまさに切島って感じだった
「赤の狂騒！漢気ヒーロー紅頼雄斗のリスペクトね！」
「そっす！だいぶ古いけど俺の目指すヒーロー像はクリムゾンそのものなんっス！」
そんな切島の言葉に笑う先生
「憧れの名を背負うってからには相応の重圧がついてまわるわよ。」
「覚悟の上っス！」
そう答える切島の目はまっすぐだった
その後もヒーロー名は着々と決まっていく
耳郎
「ヒアヒーロー、イヤホン＝ジャック」
「いいわね、次！」
複製腕
「触手ヒーロー、テンタコル」
「触手のテンタクルとタコの文字りね！」
しょうゆ
「テーピンヒーロー、セロファン」
「わかりやすい！大切！」
尻尾
「武闘ヒーロー、テイルマン！」
「名が体を表してる！」
名前が分からない！
「甘味ヒーロー、シュガーマン！」
「あまーい！」
黒目
「Pinkyー！！」
「桃肌〜！」
上鳴
「スタンガンヒーロー！チャージとイナズマでチャージズマ！」
「くはぁ！しびれる〜！」
透明
「ステルスヒーロー、インビジブルガール！」
「いいじゃんいいよ〜！」
先生は楽しくなっている様子だった
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作者名：春音 | 作成日時：2023年12月8日 21時
