家出少年は期末テストに備えたい3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ33)

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成長ページ33

「ハイ私が来たってな感じでやっていくわけだけどもねハイヒーロー基礎学ね！

　久しぶりだ少年少女！元気か！？」

オールマイトが本当に普通に来た

「ヌルっと入ったな」

「久々なのにな」

「パターンが尽きたのかしら」

「雑だな」

散々な言われようだな

今日のヒーロー基礎学は救助訓練レース

複雑に入り組んだ密集工業地帯の運動場γ
その名の通り何人かのグループで誰が1番オールマイトを早く助けにいけるかを競う

「私がどこかで救難信号を出したら街外から一斉スタート！

　誰が一番に私を助けに来てくれるかの競争だ！！」

「もちろん建物の被害は最小限にな！」

「ふ...」

「指差すなよ…てめぇも笑うな」

つい笑ってしまうと爆豪に睨まれた

いやオールマイトの指の差し方ツボ

「じゃあ初めの組は位置について！」

一組目は

俺、緑谷、尾白、飯田、芦戸、瀬呂

「飯田まだ完治してないんだろ。見学すりゃいいのに」

「クラスでも機動力良い奴が固まったな」

「強いて言うなら緑谷さんが若干不利かしら…」

「五条も有利ではないだろ」

「俺瀬呂が一位」

「あー…うーんでも尾白もあるぜ」

「オイラは芦戸！あいつ運動神経すげえぞ」

「デクが最下位」

「ケガのハンデはあっても飯田くんな気がするなあ」

「俺が有利だな」

「それ自分で言うか？」

俺と瀬呂がスタートラインに立ったところで始まりの合図がした