家出少年は期末テストに備えたい3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ31)

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八二ボーイの爆豪くんページ31

「ニュース見たぜ〜五条っ！」

「朝から元気だな」

相変わらず元気そうな上鳴を横目に俺は通学路を歩く

「『ホークスの新しいサイドキックか！？職場体験の雄英生、見事敵を撃破！
　シャドウヒーローラフ、実力もルックスも申し分なし！今後の活躍に期待！』だってよー

　くぅ〜、すっげぇなお前！ルックスのことまで…」

若干恨めしそうなのやめろ

「そうか」

「反応薄くね？なんかあった？」

「糖分不足で頭が回らないだけ」

「お、甘味大魔王五条だ」

「ぶっ飛ばすぞ」

「まあまあ、飴やるよ」

上鳴はポケットからでてきた明らかに形が変わってそうな飴をよこした

「ありがとう」

「五条って冷酷系だけど絶対ありがとうは言うよな」

「普通だろ」

冷酷系の意味を考えながら答えると上鳴は「でもすぐ殺すっていうのやめような」とかちょっとよく分からないことを呟いていた

・

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その後も職場体験のことや分からない課題のことを話しているうちに教室に着いた

「なんか、騒がしいな」

「爆豪が暴れてんだろ」

「あぁ、それか」

俺たちの思考回路の中では完全に

うるさい、騒がしい、問題＝爆豪
という方程式が完成していた