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「おまえを倒そう！今度は…！犯罪者として！」
「「畳み掛けろ！！」」
俺と焦凍は叫んだ
「ヒーローとして！！」
飯田の蹴りが入って直後、ステインは焦凍の炎で炙られた
「がっ、！」
「おおおおお！！」
飯田と緑谷の雄叫びが挙がった
「立て！！まだ奴は…」
「いや、大丈夫」
俺はステインを指差した
「流石に気絶してるっぽい…？」
「じゃあ拘束して通りに出よう。何か縛れるもんは…」
「武器はしまっとく」
俺はステインの武器を影に沈めた
「さすがゴミ置場。あるもんだな」
「焦凍が…ゴミ箱漁りを…」
「轟くん、やはり俺が引く」
「おまえ腕グチャグチャだろう」
三対一のうえに、奴のミスがあったからギリギリ勝てた
多分焦って緑谷の復活時間が抜けていたんだと思う
「五条くん、傷ひどいし背負おうか？足も怪我してる…」
「あ、ほんとだ」
「お前それ気づいてなかったのか」
焦凍が俺の足を見て引き気味に話しかけてきた
「気づいてた。それよりお前も足怪我してるし俺は
俺は乗れる大きさまで進化してくれた玉犬にまたがるというかうつ伏せに乗る
ちょっと嫌そうな顔をしてたのは見てないから
焦凍が「気づいてねぇだろ」とか言ってたのもスルー
4人で仲良く歩いていると黄色いマントの老人が緑谷を蹴り飛ばした
そこに応援とホークスがやってきた
「A！？血すごいけど！？」
「もう感覚ないから大丈夫」
「Aは大丈夫の使い方を学ぼう」
「えぇ…どういう関係で…？」
応援にきたヒーローの中で誰よりもホークスが過保護だった
「救急車呼ぼう、手術しよう」
「うるさい」
「俺全身から血吹き出して倒れそう」
「知らん」
俺とホークスが謎の攻防戦を繰り返していると飯田が頭を下げた
「三人とも…俺のせいで傷を負わせた。本当にすまなかった…何も見えなくなってしまっていた…！！」
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作者名：春音 | 作成日時：2023年12月8日 21時
