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なりたいもの ページ3
「Aは、どんなヒーローになりたか？」
「どんなヒーロー？」
公安で個性の訓練をしている時にホークスと目良さんに聞かれたことだった
「自分がヒーローとしてどうありたいかというのはヒーローにとって大切なことです」
3徹目にしては珍しくまともなことを言う目良さん
「俺はヒーローが暇を持て余す世界を作ること」
「それってヒーローとして何がしたいかじゃないの？」
「お黙り」
「何でもいいんですよぶっちゃけ」
おっとぉ？雑になってきたぞ目良さーん
「みんな笑えれば、世界は平和だよな」
「なんかよか感じやなぁ」
「えいいの？」
「いいでしょ」
待って目良さん雑すぎるよ
「でも俺はみんな笑ってなくてもいいな」
「どゆこと」
「大切な人が笑っててくれるならそれでいいや。
それで他の人とか、俺が助けた人も笑ってくれるならなおハッピー、くらいの感覚」
「大切な人を守りたい、というのもいい考えだと思いますよ」
真面目な方の目良さんが帰ってきた
「あ！俺よかこと思いついた」
「何」
「Aのヒーロー名さ､､､」
「じゃ、できた人から発表してね！」
えこれ発表なの？
ここから1年A組ヒーロー名大喜利大会が始まった
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作者名：春音 | 作成日時：2023年12月8日 21時
