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危険 ページ20
「ちょ！A！」
「今はラフ！ごめん！そっちは任せた！」
ホークスは俺を無理にでも止めると思った
でも羽が飛んでくるわけでも大声が聞こえるわけでもなく、ホークスはただ
微笑んでいた
行ってこいとでも言うように
俺は心の中でありったけの謝罪と感謝をして走った
・
そろそろ道がわからなくなってきた頃だった
「A！」
「焦凍！」
後ろから焦凍が走ってきた
「緑谷の位置情報…」
「あぁ、俺もさっき見た」
俺は道がわからないという事実はそっと伏せて何気なく焦凍の後ろにまわった
「何かあったってことだよな」
焦凍は下を向きながら走っていた
「何もなきゃいいけど一括送信だ。それだけ急いでたのか」
「とにかく急ぐぞ」
「あぁ」
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作者名：春音 | 作成日時：2023年12月8日 21時
