家出少年は期末テストに備えたい3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ1)

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集計結果ページ1

久しぶりに相澤先生の顔を見た

みんなが安堵の声を漏らすと先生は
「ばあさんの処置が大袈裟なんだよ」とめんどくさそうに吐き捨てた

「んなことより、今日のヒーロー基礎学、ちょっと特別だぞ」

俺も含め周りが小テストか､､､やばいぞ
と思っていたところに先生の声が響いた

「ヒーロー名の考案だ」

「「「胸膨らむヤツきたぁああ！！！」」」

仲良しでなにより

うるさくなった教室を例のごとく眼力で静かにした相澤先生は続けた

「というのも、先日はなしたプロヒーローからのドラフト指名に関係してくる。」

まだ2.3年と違って活動が本格化していない俺たち(1年)への指名はいわば期待値だろう

ぼんやりと頭を働かせていた俺は相澤先生の「集計結果」という言葉で一気にはっきりした

「例年はもっとバラけるんだが、2人に注目が偏った」

「うはー！白黒ついた､､､！」

「1位轟、2位爆豪って､､､」

「ああ。体育祭と順位逆転してんじゃん」

「表彰台で拘束されたやつとかビビッて呼べないって」

「ビビってんじゃねーよプロがぁ！！」

確かに数こそ多いが爆豪と焦凍の棒グラフの長さは体育祭の順位と逆転していた

「てかさー、爆豪と轟の下いると短く見えるけどお前けっこー来てんな。指名」

隣でじっと黒板を見つめていた上鳴がそう言った

俺は自分の名前とグラフを見つめた