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今日は定休日。翔くんのところに早く行ける。
早く来すぎたら怒られるかな。まぁいいや。彼なら笑って許してくれるだろうから。
病室に入る。でも彼は気付かなかった。
「やっぱ無理だったんだよ…。」
なに、なにがあったの。俺が隣に来ても気付かないの？
「何が無理なの、翔くん。」
「…居たの？」
「さっき来たばっか。」
ビクって肩を震わせて振り向いた翔くん。
あ、本当に気付いてなかったんだ。ドッキリかと思っちゃった。いや、そんなことはどうでもいい。
「で、何が無理なの？翔くん、教えてよ。」
「別に何も…。」
ほら、またそうやって無理をする。最初に言わなかったっけ、無理して笑うなって。
「何もないわけないじゃん。すっごく悲しそうな顔してるよ？」
えっていう顔をする。バレてないと思ったの？翔くんよく顔に出てるんだよ。
「智くん。」
「なに？」
「ごめんね。」
「何が。」
「薬ね、効いてないんだって。」
そっか。何にも悪くないよ。
って手を握ってやればいいのに。こういう時に限って気が利かないんだ。
翔くんの大きな目から涙が溢れる。
あ、また「ごめん。」って言うんだ。
聞きたくない。
気付いたら翔くんにキスをしていた。
「ごめんじゃないだろ。翔くんは何も悪くない。」
そうだ、何も悪くない。
「翔くん、言ったろ？俺も一緒に戦うって。」
だから泣かないでよ、謝らないでよ。
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永遠-towa-(プロフ) - サさん» コメントありがとうございます！感動していただけたようで良かったです。こちらこそ読んでいただきありがとうございました！これからも頑張ります(o^^o) (2016年1月9日 13時) (
レス) id: 5f2ae027a5 (このIDを非表示/違反報告)
サ - 感動しました。素敵な作品をありがとうございます （；＿；） (2016年1月9日 1時) (レス) id: 60f39c76f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠-towa- | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月6日 14時
