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ピンポーンとチャイムを鳴らし、出迎えてくれたのは潤くん。
「翔！まーくん、翔きたよ！」
「…俺もいるけどね」
相変わらず翔大好き！な潤くん。
雅紀の甥っ子。でも一緒に暮らしてる。
潤くんの両親が、離婚。
潤くんのお母さん__雅紀のお姉さんが1人で育てていたが、育児と仕事の両立やらストレスやらで相当参っていたらしい。
見かねた雅紀が引き取ったのだ。
「おお、いらっしゃい！あれ？大ちゃんは？」
「ちょっと遅れるって」
「そっかぁ。ま、上がってよ」
この匂いは唐揚げか。
潤くんの誕生日なのに雅紀の大好物が並べられている。
「わぁ、美味しそうだねぇ」
「まーくん、中華以外にも作れたんだよ！」
「それこの前も言ってなかった？」
仲良しおチビは、互いに会えてテンションが雅紀になっている。
この調子じゃ、今日は早めに眠るだろう。
「あ、チェンジペガサス！」
「見なきゃ！」
チェンジペガサスのオープニングが聞こえると、2人はすぐさまテレビの前に集合。
どこぞの軍隊よりも早いかもしれない。
「テレビに近づきすぎちゃダメだよー」
「はーい」
さすがは現役保育士。
子供を注意することに抜かりはない。
と、チャイムが鳴った。
「あ、大ちゃんだよ。ニノ出て」
「はいはい」
よっこいしょ、と腰を持ち上げ、玄関へ出る。
あいもかわらず、白いシャツにジーパンに漁サンの彼は気怠そうに手を挙げた。
「おお、もう来てたんか」
「あんたが遅刻してるんですよ」
悪い悪い、って、あんた本当に反省してるの？
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気づかない間にお話がいっぱいになってました、2へ移行です。
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@towa_skri
です。いろんなお話の更新状況や、裏話なども載せていこうと思ってます。
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珠櫻(プロフ) - 初めまして。towaさんの作品は、前から読ませていただいていますが、やっぱり面白いです。応援してます＾＾ (2016年10月4日 17時) (
レス) id: 3c2417adfe (このIDを非表示/違反報告)
かなのすけ(プロフ) - 更新楽しみにしてました！これからも作者様のペースで書いてください。応援しています! (2016年9月29日 18時) (レス) id: 210d29efd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠-towa- | 作者ホームページ：
作成日時：2016年8月30日 20時
