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仕事復帰当日。
櫻井さんに渡された住所のメモを見ながら大きなマンションの前に着いた。
「おっきい…」
自分のアパートと比べ物にならない立派な建物に足が若干後退する。
頑張らなきゃ…
気合いをいれてエントランスに入った。
受付には女の人が立っていて、私と目が合うとすごく驚いた顔をした。
このマンションに似つかわしくない格好だからかな…
「こ、こんにちは。こちらにお住まいの櫻井様の家政婦です。」
おずおずと軽く頭を下げる。
「…あ、はい。そちらのエレベーターから御上がりください…。」
その女性は終始驚いた様子で私を見つめたままエレベーターに案内してくれた。
指定された部屋のインターホンを鳴らす。
カチャっと鍵があく音がしてドアが開いて櫻井さんと目が合った。
「あ…こんにちは。」
「来てくれたんだな…」
櫻井さんはそう言ってリビングに通してくれた。
「わぁ…」
通されたリビングはお世辞にも綺麗とは言えない程散らかっている。
「…心の声漏れてるぞ。」
櫻井さんに言われハッとして「すみません！」と頭を下げた。
「体きつかったら料理だけでいい。多少汚くても生活できるし…」
櫻井さんは私の体を気遣ってくれて言ってくれたんだろうけど、この散らかり具合で生活するのはちょっと…
「ありがとうございます。でも体は大丈夫です。さっそくお掃除させてもらいますね。」
私が腕捲りすると、「無理するなよ」って少し困った顔をしながら言ってくれた。
大量の洗濯物を抱えて洗面所に向かっていると、足に何かが当たった。
「？」
下を見るとルンバか空いたフローリングのスペースだけ一生懸命動き回っていた。
ルンバはあるんだ…
そう思ったとき、少しふらついて両手の洗濯物をルンバの上に落としてしまった。
「あ！ごめんね。」
洗濯物を掻き分け、姿の見えたルンバに謝る。
洗濯物とルンバ…
この光景前にも見たことある気がする…
私が頭を押さえて考えていると
「おい、大丈夫か？」
櫻井さんが書斎から出てきて私の肩を持って覗きこんだ。
「きゃぁ！」
目の前に現れた櫻井さんに思わずのけ反った
それと同時に体勢を崩して一緒に倒れてしまった。
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みーにゃ(プロフ) - ゆうこさん» 嬉しいコメントありがとうございます(^^)やる気がでます！ (2016年4月22日 19時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - はじめまして。読み始めたら止まらなくてなりました！更新楽しみにお待ちしています(*n´ω`n*) (2016年4月21日 8時) (レス) id: d02bba5452 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます♪櫻井さん素敵ですよね(^^)喜んでもらえるように更新頑張ります！ (2016年4月18日 23時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - らんまるさん» コメントありがとうございます♪主人公ちゃんの出身地は特に決めてませんが九州地方を意識した方言にしてます(^^)櫻井さんのデレ顔書くの私も楽しみです♪笑 (2016年4月18日 23時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやん大好き (2016年4月18日 20時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2016年4月16日 20時
