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「へぇ。結構おっきいとこでしてんだね。個展とか初めてだけど。あはは！」
一瞬でも強張った顔をした相葉さんが気になってたけど、いつもの調子に戻ったみたいで少しホッとした。
10階建てのビルの一室を会場にしてるみたいで
会場である８階に向かう。
受け付けにつくと居心地悪そうに椅子に座った大ちゃんが目に入った。
「大ちゃん！来たよ。」
私が声をかけると
「お〜。」って少し驚いたように照れ臭そうに笑った。
「あ、友達のマリちゃんと上司の相葉さん。」
「あ…ども。大野です。この度はわざわざありがとうございます。」
大ちゃんが二人にペコッと頭を下げた。
「俺、絵とかよく知らないんですけど、このチケットのデザインが気に入って見に来ちゃいました。」
「あぁ…ありがとうございます。」
相葉さんのビッグスマイルに
大ちゃんは戸惑った顔をしたけど、満更でもなさそうに微笑む。
「Aちゃん、私ゆっくり見たいからひとりで見て回ってもいいかな？」
マリちゃんにそう言われたから
「もちろん。ゆっくり見てってね。」
って言ったら
「Aちゃん、その言い方だと大野さんの奥さんみたいだね。」
って相葉さんが笑った。
「冗談言ってないで行きますよ。」
なんだか恥ずかしくなって相葉さんの腕を引っ張ろうとしたら相葉さんの背後に立っていた人の顔が見えて心臓がドクンと音をたてた。
「え…櫻井さん？」
「…どうも。」
チケットは渡してたけど、まさか土曜日の昼間に来るなんて思ってもいなかったから
不意討ちすぎて軽くパニックになる。
「おぉ！櫻井さん！お久しぶりです！」
「…相変わらず元気だね。」
大きめの声の相葉さんに櫻井さんが苦笑いする。
「ホントに来てくださったんですね。ありがとうございます。」
「まぁ、せっかくだし。同僚にもチケット渡したら喜んでたよ。」
「そうですか！ありがとうございます。」
私がお礼を言うと
私たちのやり取りを不機嫌な顔で見ていた大ちゃんと目があった。
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みーにゃ(プロフ) - ゆうこさん» 嬉しいコメントありがとうございます(^^)やる気がでます！ (2016年4月22日 19時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - はじめまして。読み始めたら止まらなくてなりました！更新楽しみにお待ちしています(*n´ω`n*) (2016年4月21日 8時) (レス) id: d02bba5452 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます♪櫻井さん素敵ですよね(^^)喜んでもらえるように更新頑張ります！ (2016年4月18日 23時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - らんまるさん» コメントありがとうございます♪主人公ちゃんの出身地は特に決めてませんが九州地方を意識した方言にしてます(^^)櫻井さんのデレ顔書くの私も楽しみです♪笑 (2016年4月18日 23時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやん大好き (2016年4月18日 20時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2016年4月16日 20時
