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「こんにちは。」
いつも通り受付のお姉さんに挨拶をすると
私の顔を見てすごく驚いた顔をされた。
「？なんかついてます？」
思わず顔を触ると
「い、いえ…。」
お姉さんはそれだけ言って私から目を背けた。
・
・
「…ただいま。」
「あ、お帰りなさい！」
櫻井さんが帰ってきたことにも気づかず
夢中で料理をしていた。
「…あの、昨日は本当に申し訳ありませんでした。」
「あぁ…。」
「ありがとうございます…。」
それ以上言葉を発したら、また余計なことを口走ってしまいそうで
ぐっと堪えて料理を続けた。
「…お前さ、何で俺にあんなこと聞いたんだ？」
「え？！」
まさか櫻井さんから話しかけてくるなんて思ってなかったから驚いて大きな声を出してしまった。
「相変わらずうるさいのな。」
少しだけ笑った櫻井さんを見て安堵する。
「すみません…。あの質問は…たまたま櫻井さんと女性が歩いてるのを見たって聞いたからです。」
「は？俺が女性と？」
「はい…。直接見たわけでもないし、ましてや家政婦の身分でプライベートなこと聞くなんて失礼すぎました。本当に申し訳ありませんでした。」
「謝罪はもういいから。それより、俺は女性と二人きりで歩いた記憶がないんだけど…。そもそもいつの話だ？」
「仕事の依頼がなかった時です。」
「…おかしいな。その時は北海道に出張に行ってたはずだけど…。見間違いじゃないか？」
「そうなんですか？！すみません…勝手に勘違いしちゃって…」
「別にいいけど。…今日ってオムライス？」
「はい！」
「ふーん。」
櫻井さんは少しだけ笑って書斎に入っていった。
彼女がいるかもって問題はマリちゃんの勘違いだったってこともわかった。
私は胸につっかえた物すっきり無くなったような気持ちで鼻歌を歌っていた。
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みーにゃ(プロフ) - ゆうこさん» 嬉しいコメントありがとうございます(^^)やる気がでます！ (2016年4月22日 19時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - はじめまして。読み始めたら止まらなくてなりました！更新楽しみにお待ちしています(*n´ω`n*) (2016年4月21日 8時) (レス) id: d02bba5452 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます♪櫻井さん素敵ですよね(^^)喜んでもらえるように更新頑張ります！ (2016年4月18日 23時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - らんまるさん» コメントありがとうございます♪主人公ちゃんの出身地は特に決めてませんが九州地方を意識した方言にしてます(^^)櫻井さんのデレ顔書くの私も楽しみです♪笑 (2016年4月18日 23時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - しようちやん大好き (2016年4月18日 20時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2016年4月16日 20時
