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逃がさない ページ5
怯える彼女の目の前に立ち、
目線を合わせようとするが
全然合わない。
合わないってゆーか、合わせようとしない。
この前のデートの時の態度と今じゃ
比べものにならないくらい違いすぎて
だんだん苛立ってきた。
「…俺、何かした？目線くらい合わせてよ。」
「…櫻井さんは悪くないんです。わ、私には他に想っている人がいるん…」
彼女から放たれる刃のような言葉を聞くのが耐えられなくて
俺の唇で塞いだ。
「んっ！…んんっ。」
びっくりしたのか、Aちゃんは全力で抵抗する。
でも、女の人の力なんてたかが知れてる。
「…やっ…！んーっ！」
噛みつくようなキスを繰り返していると
抵抗する力も尽きてきたのか、俺を受け入れた。
「…はぁ…ん。」
深いキスの合間にもれる息が堪らなく色っぽい。
あんなに抵抗してたのに、
今じゃこんな声出して…。
俺の真っ黒な部分がじわじわとわきだしてきていた。
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美唯 - 作品を見つけ楽しく読ませてもらいました(笑)続き楽しみにしてます (2015年5月24日 23時) (
レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2015年4月15日 23時
