117 JN side ページ17
JN side
JN「♪僕を掠めるあなたの淡いその声
僕の名前をもう一度だけ呼んでください
凍ってしまった夕焼けの下
立ち止まっていたけれど
あなたのもとへ一歩ずつ歩いていきます
Still with you
暗い夜 照明が一つもない
慣れてしまったらだめなのに
また慣れてしまう
低く聞こえる
このエアコンの音
これすらも無かったら
僕は壊れてしまいそうだ
一緒に笑って 一緒に泣いて
この単純な感情が
僕にとっては全てだったみたいだ
いつになるだろう
またあなたと向き合ったなら
目を見て伝えます
「会いたかったです」
うっとりさせる記憶の中で
僕が一人で踊ったとしても
雨が降るんだ
この霧が晴れたら
濡れた足で歩いていくよ
その時は僕を抱きしめて
僕を見守るぼんやりとした笑みの裏側に
美しい紫色を描きます
お互いの歩みは合わないかもしれないけど
あなたと一緒にこの道を歩みたいです
Still with you〜♪」
作業室でピアノを弾きながら歌っていると、
この曲の持ち主が入ってきた。
JK「ジンヒョンがこの曲歌うなんて珍しいね。
てか、初めて?」
目を丸くして、片手にポテトチップスの袋を抱えた末っ子。
JN「…初めて歌ったよ。難しいな。」
JK「でしょ?
この前のVライブでARMYに歌ってって言われて
大変だったもん。」
JN「そうなの?でもいい曲だな。」
今の僕の心境にマッチしすぎて歌ってると泣けてくる。
JK「ありがと。…ジンヒョン、何かあった?」
JN「え?」
JK「何か…つらそうだから。」
JN「そうかな?」
顔には出してないつもりでいたけど、
気づかれてしまった。
634人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
み(プロフ) - a7iamsohappysmpさん» コメントありがとうございます♪続きが気になると言ってくれて嬉しいです。ゆっくりの更新で申し訳ないです。これからも楽しんでもらえるように更新がんばります(^^) (2022年8月8日 23時) (レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
a7iamsohappysmp(プロフ) - とても続きが気になります!暑い日も続くので、体調に気をつけて、執筆続けてください😉 (2022年8月8日 16時) (レス) id: a0daac40fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:み | 作成日時:2022年7月24日 23時