心地いい波 2 【JK】【BTS】 (ページ6)

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JK「Aさん、元気だった？」

『うん…、元気だった…。ジョングクくんは………』

彼に聞きたいことがたくさんあるのに涙で視界が歪む

言葉が出てこなくて下を向いた瞬間、優しく抱き寄せられた。

JK「…勝手に居なくなってごめんなさい。」

そんなこと言ってほしいわけじゃない
頭を振ると、彼はもっと強く抱きしめた。

JK「会いたかった…ずっと…」

『私も…』

ジョングクくんの力が緩んで体が離れる

顔をあげると、ジョングクくんは目に涙をためて微笑んでいた。

JK「もうどこにも行かない…、Aさんの側にいたい…。僕は、Aさんのことが好きです。ずっと前から…」

『うん…、ありがとう…ずっと私のこと守ってくれてたんだよね。』

JK「どうして…それ…」

『…卒業式の日にジョンヒョンに聞いたの。』

JK「兄さんにあったの？！」

驚いたような怒ったような顔をした。

『う、うん。手紙渡してくれたのもジョンヒョンだったから。』

JK「テヒョンに渡してって頼んだのに…。兄さんと会って大丈夫だった？」

『当時のこと謝ってくれたよ…。』

JK「それからは会ってない？」

『会ってないよ。私もジョンヒョンもあの頃と違うから…』

彼が要らぬ心配をしてるようで思わず笑ってしまった。

JK「あ、笑ったな！本気で心配なのに」

『ふふふ！ごめんごめん…大丈夫だよ。私の好きな人は今、目の前にいるから。』

私がそう言うと、彼は耳を赤くして「それ、反則だよ」って恥ずかしそうに笑った。