心地いい波 2 【JK】【BTS】 (ページ31)

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JK「先生と生徒だったこと気にしてるのはAさんだけだよ？僕は何も恥ずかしいと思わないし、誰に知られたって構わない。」

『…ごめん…なさい。』

JK「謝るってことは認めるってこと？」

『…恥ずかしいとは思ってないけど…』

周りの人に…昔の私たちの関係を知っている人にどう思われるか考えたら怖いと思った。

出来ることなら、知られたくないと思っていた。

そんなこと無理だとわかっているのに…

JK「…いつまで僕を子供扱いするの？もう成人して仕事もしてる。Aさんと何が違う？」

確かにジョングクくんは社会人だし、立派な大人…
わかってる。

わかってるけど、私の立場は？

養護教諭だけど一応、教育者なの。

私の気持ちもわかってくれていいじゃない。

心の中では言いたいことが溢れるのに、言葉にして彼にぶつけられなかった。

『………ごめん。ひとりになりたいから先に帰るね。』

JK「え？！待って！」

焦ったような顔をしたジョングクくんを置いてお店を出た。

きっと彼なら追いかけてくる…

今は何も話したくなくて、タイミングよく通ったタクシーに乗り込んで逃げるように自宅へ帰った。