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JK「Aさん！」
名前を呼ばれて後ろを向くと少し離れたところにジョングクくんが立っていた。
静かな館内には大きい声だったせいか、周りの人の視線が集まる。
周りに軽く頭を下げて、ジョングクくんのところに駆け寄った。
『連絡つかなかったから先に入ってたの。お仕事だった？』
JK「あ、いや、寝坊しちゃって…」
『そっか…。まだ勉強の途中だから…ジョングクくんは隣で本読んどく？』
JK「うん…、あの人知り合い？」
少し不機嫌そうな顔でウヌくんを見た。
『あ、うん。研修で知り合った人で…偶然一緒になって…』
JK「一緒に勉強してたの？」
『一緒にって言うか…たまたま隣に居ただけだよ。』
JK「ふ〜ん…」
唇を尖らせて…これは完全に不機嫌な顔。
何を言っても言い訳みたいになりそうだから、とりあえず席に座ることにした。
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作者名：み
| 作成日時：2022年4月26日 21時
