心地いい波 2 【JK】【BTS】 (ページ15)

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ジョングクくんが会社をたちあげていたなんて正直驚いた。

留学先でいろんな経験をして、たくさんのことを学んできたんだろう。

私の知らないジョングクくんに少し戸惑っていた。

私は彼が成長した期間に何をしてきただろう。

何か成長しただろうか。

そんなこと比べるべきではないとわかっていても、今の彼がキラキラして見えて、今の自分に自信が持てなかった。

…………………………………

YG「何かあった？」

『え？』

保健室にユンギ先生が入ってきたことに気づかず、目の前の彼が心配そうな顔でこっちを見ていた。

YG「ぼーっとしてるから。」

『少し疲れてるのかも…でも大丈夫です。』

YG「あんま無理するなよ？保健室の先生が体調悪かったら笑えないから。」

ユンギ先生が少し困ったように笑った。

HS「A先生！チョン・ジョングクが帰ってきてるって！」

ホソク先生が慌てた様子で保健室に駆け込んできた。

『あ…はい。』

HS「え？！何その薄いリアクション。もしかして知ってた？」

『実は帰国した日に会って…』

HS「えーーー！そうだったの？！それなら教えてくれればいいのに！あ、ジョングクに会いに来いって伝えといて？」

『わかりました。』

卒業式に参加してない彼との突然の別れを寂しがっていたのは他の教員も同じ。

ホソク先生が去ったあと、眉間にしわを寄せたユンギ先生が口を開いた。