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YG「なにそれ…」
表情はわからないけど、声が怒ってるみたいで
不安になる。
YG「すげぇ勝手なことばっか言うじゃん…」
『でも本当のことだから…』
YG「本当のことって何？俺の気持ちは？考えてくれた？」
『ユンギくんの気持ち…？』
ユンギくんが私の両肩を掴んで
体が離れて目が合った。
YG「うん、Aさんを好きだって気持ち。」
ユンギくんが私を好き…？
IUさんじゃなくて？
YG「…マジかよ…どんだけ鈍感なの…」
私が腑に落ちない顔をしてたせいか、ユンギくんがガクッと肩を落としてため息をついた。
YG「あのさ俺は、初めて会ったときからずっと…」
ユンギくんが目線を外して下を向いた。
『…ずっと？』
YG「…ちょっ…煽ってんの？天然なの？」
下から睨むように見られたけど、口が笑ってるから怖くない。w
『…煽ってる…かも。』
私がニヤッて笑ってそう言ったら、ユンギくんが私の唇を奪った。
突然の出来事に驚いたけど、体も心も完全に受け入れて、ゆっくり目を瞑った。
そっと唇が離れて、目を開くとユンギくんと視線が重なる。
YG「……もう充分、幸せ与えてもらってんだけど。」
『…私が…ユンギくんに…？』
YG「幸せってのは好きな人に与えてもらわなきゃ意味がないし、こうやって手を繋いでるだけで泣きそうになるくらい幸せなんだよ。」
ユンギくんの瞳が揺れていて、彼の言葉は本当なんだって伝わってくる。
YG「…で、そっちはどうなの？」
『え？』
YG「どう思ってるの？俺のこと。」
自分から切り出すのが恥ずかしかったのか、彼の白い肌が薄っすらピンク色になった。
『…好き、大好き！』
照れたユンギくんが愛おしくて抱きしめた。
YG「はぁ…、意地張ってないでさっさとこうしときゃよかった…。」
ユンギくんの心臓の音が響いて私の体に伝わってきた。
『私も…、もう我慢するのはやめる。』
ユンギくんの首筋に顔を埋めると
「…我慢しなくてもいいけど、煽るのはやめて…」
彼の心臓の音が大きく速くなったのがわかって
声を出して笑った。
〜fin〜
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みーにゃ(プロフ) - 桜りぃか。さん» コメントありがとうございます♪桜りぃか。さんをキュンキュンさせることができて嬉しいです(^^)こうやってコメントしてもらえると書く意欲が湧きます♪面白いと思ってもらえる作品を書けるように頑張ります！本当にありがとうございました。 (2022年3月10日 7時) (
レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜りぃか。 - わぁぁ。もう完結ですか…。このお話凄く素敵でキュンキュン出来るから愛読(？)してました！完結おめでとうございます。このシリーズ、面白かったです！ (2022年3月9日 23時) (レス) @page17 id: ddd40ab2e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2022年3月7日 23時
