理想の彼女 (ページ6)

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さっきから何度も時間を確認して
全然作業が進まない。

ちょっと早いけど待ち合わせ場所のコンビニに向かった。

コンビニが見えて、自転車のスピードをゆるめると
人影が見えた

『あ！こんばんは！』

僕を見つけてホッとしたような顔をした彼女がいた

NJ「こんばんは。もしかして結構待ちました？」

『全然！さっき来たところです。』

そう言った彼女の隣に可愛らしい赤色の自転車がとまっていた。

『あ、これ買ったんです。』

NJ「可愛いですね。」

『ふふ！ありがとうございます。』

嬉しそうに微笑む彼女も可愛らしかった

NJ「近くの公園で練習しましょうか。」

まだ自転車に乗れない彼女と
自転車を押しながら公園に向かった

NJ「とりあえず、座ってみましょうか。」

『は、はい！』

緊張した表情でゆっくりサドルに座った

NJ「利き足をペダルにかけてみてください。」

『はい！』

右足を上げた瞬間、彼女の体は右側に傾き

咄嗟に彼女の左腕を掴んだ