理想の彼女 (ページ31)

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JK「自分がナムジュンさんの負担になってるかもしれないって…言ってたんです。」

NJ「負担って…なんで？」

JK「僕もよく分からなくて聞いてみたんですけど、
話すのがつらいのか、泣き出しちゃって…」

泣かせてしまうほど彼女を追い詰めてた？

自分がしてきたことを思い返してもピンとくるものがない。

JK「これは僕の勝手に感じてることですけど、何か２人はボタンを掛け違えてるって言うか…
歯車が噛み合ってないって言うか…」

ジョングクは頭を掻きながら苦笑いしてハイボールを飲んだ。

JK「とにかく直接話したほうがいいと思うんです。」

NJ「でも…お前はそれでいいの？」

ジョングクの気持ちが気になって行動に移せなかった

JK「え？僕？」

真ん丸の目をしてこっちを見た

NJ「お前も彼女のこと…」

JK「え！ちょっと待って！
もしかして僕に遠慮してたんですか？！」

NJ「遠慮って言うか…」

JK「僕たちは友達ですよ！
本当に、何もないです！
一度も変なことになってませんよ？！」

ジョングクが言った“変なこと”って言葉を想像してしまって、胸がムカムカして気分が悪くなる

JK「向こうも勘違いしてるみたいですけどね。
僕がなにを言っても納得しないし…
二人とも似てる気がします。」

NJ「…ごめん、俺、行ってもいいかな？」

JK「行ってください。そのために呼んだんですから。」

まさかマンネに諭される日がくるなんて思ってもいなかった。

でも、少しだけ嬉しいと思っている自分がいた