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NJ「はぁ〜…もう帰るか。」
時計を見ると、22時を過ぎていた
捗らない作業に頭を抱えながら
ため息をつく。
あぁ…コーヒーが飲みたい。
甘いものも食べたいし、コーヒーに合うチョコを買いにコンビニへ向かった。
コンビニを出て自転車のハンドルに袋をかけた時だった。
『あれ?ナムジュンさん?』
聞き覚えのある声にハッとして顔を上げた。
『あ、やっぱり!』
そう言って、僕の顔を見て微笑んでいたのはカフェの彼女だった
NJ「あー…こんばんは。」
『こんばんは♪お仕事の帰りですか?』
NJ「はい…、えっと…」
『私も仕事帰りなんです。』
NJ「いつもこんなに遅いんですか?」
『お店は21時までなんですけど、片付けとかしてたらいつもこのくらいになっちゃいますね。』
NJ「そうなんですか…。
夜歩いて帰るのは危ないから自転車とか…」
余計なお節介なんじゃないかって途中で言葉が止まった
『ふふ!心配してくれてありがとうございます。
でも私、自転車乗れないんです。』
彼女は少し恥ずかしそうに笑った
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作者名:み | 作成日時:2023年9月22日 0時