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NJ「…はぁ…」
練習が終わり、作業室に移動したのに何も手につけていない。
スマホを見つめてどれくらい経っただろう
“コーヒーありがとう…”
買ってくれたのジョングクで、彼女の差し入れではないし…
“足、治ったみたいで良かった”
ずっと心配してたみたいで恩着せがましい？
NJ「ダメだ…別のこと考えよう」
スマホを置いてパソコンに視線を移した時だった
通知音が聞こえて
慌ててスマホを手に取る
“お疲れさまです。
久しぶりにナムジュンさんに会えて嬉しかったです。”
Aさんからだった
そうか、、こんな風に送れば自然なのか…
いや、僕からこんな連絡来たら気持ち悪いか？
そんなことより返事をしないと…
“お疲れさまです。
突然だったから驚いたけど、コーヒー美味しかったよ。ありがとう。足は大丈夫？”
返信する文章は簡単に思いつくのに
自分からってのは本当に難しい…
“喜んでもらえて良かったです。
足は完治しました。あの日は本当にありがとうございました。”
“ちゃんと見てなかった僕のせいでもあるから。
ごめんね。
今後の練習はどうする？”
治ったばかりなのに練習のこと聞いていいのか迷いながらも、彼女に会う口実は練習かカフェにいくくらいしかないから聞くしかなかった
“練習はしばらくやめておきます。
お願いしておいて勝手なこと言ってごめんなさい。”
返信を見て胸が痛かった
怪我をさせて、彼女に恐怖心を与えてしまったんだと。
“また力になれることがあったら言ってね。”
僕から言えることはこれくらいが精一杯だった
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作者名：み
| 作成日時：2023年9月22日 0時
