理想の彼女 (ページ22)

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JK「ナムジュンさんはいらないですか？
ここのコーヒー好きですよね？」

NJ「あ、うん。ありがとう。」

ジョングクからアイスコーヒーを受け取って彼女を見ると、僕を見て笑っていてホッとした。

最近忙しくて僕から連絡しなかったし、彼女から連絡もなかったから怪我の具合が気になってたけど

彼女の足を見る限りテーピングもしてないみたいだし、きっと完治したんだろう。

JK「いくらだった？」

『あぁ、うん、これ。カードでも大丈夫だよ。』

JK「じゃあカードで…
あ、財布別の部屋だ。
悪いけど一緒に来てもらっていい？」

『うん。』

ジョングクのあとについて歩く彼女を見つめていると、部屋を出ていく瞬間、Aさんがこっちを向いて、小さく手を振った。

その行動に
飲んでいたコーヒーを噴き出してしまった

HS「大丈夫？！」

ホビが手渡してくれたタオルで溢れたコーヒーを拭いて小さくため息をつく

あのタイミングで手を振るか？
しかも真顔で。

彼女の行動は僕の想像できないことばかりで
驚かされる

でも、そのことを思い返すと
不思議と笑っている自分がいた