理想の彼女 (ページ19)

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今日はコンサートで披露する曲の音とダンス合わせのためにメンバー全員が集まった

JN「うわぁ、無理だ。足がついていかない。」

HS「大丈夫！練習すればできるようになるよ。」

JN「ホビは簡単に覚えるけどさぁ、
僕が何歳か知ってる？」

HS「そんなに違わないでしょw
ほら立って！」

ダンスリーダーのホビが年長のジンさんを励ます姿が視界に入った

NJ「ジンさん、一緒に頑張りましょう！」

項垂れて座るジンさんに手を差し伸べると
「わかったよぉ」って、嫌々ながらも
手を握って立ち上がった

JK「次は通しでやりません？」

フルで振り付けを覚えたらしいジョングクが
声をかけてきた

JN「まだ無理だってー。ねぇ、ナムジュン？」

助けを求めるような顔で僕を見たジンさんを横目に、「いいね、やろうか。」って勝手に口が開いていた。

全然“いいね”なんて言える余裕はないのに、反射的に出た言葉に自分でも驚いた。

JK「よし！やろう！」

JN「なんでOKしたんだよ、ナムジュン…」

NJ「すみません…」

自分の行動に困惑しながらも
ジンさんに頭を下げながら自分のポジションに移動した。