33 YG side ページ33
『コモドールです。』
琥珀色の美しいカクテル
口をつけると酸味と苦み、そこにほんのり甘みを感じた。
『ちょっとビターで大人な味わいのカクテルです。ユンギくんは甘いのより、このくらいのビターな感じがお好きかと思って…』
彼女の言う通り、甘すぎるより少し苦味がある方が好きだ。
Aさんが自分の好みを理解して
作ってくれたと思うとそれだけですごく嬉しかった
HS「ナナさん、お願いがあるんですけど…」
嬉しさを噛み締めていると、ホソクがAさんに話しかけた
HS「僕、ソロデビューするんですけど、リリースパーティーがあって…
そのパーティーでお酒を提供してくれませんか？」
YG「え？！」
Aさんより先に反応してしまった
HS「パーティーは事務所の最上階であるんですけど…、難しいですか？」
『えっと…それはオーナーに確認してみないと何とも…』
Aさんは少し困惑しているようだった
YG「事務所にも確認しないといけないだろ？」
HS「あぁ、そっか。確認してみます。
もしOKだったらオーナーさんに確認してもらってもいいですか？」
『えぇ、それは大丈夫です。』
HS「確認取れたら連絡したいんですけど、
連絡先とかって…」
『あー…お店にしてもらっていいですか？
これどうぞ。』
ホソクは鞄から取り出そうとしたスマホをそっと仕舞って名刺を受け取った。
ホソクから連絡先聞くなんて…
どうやら本気でAさんに来てもらいたいらしい。
二人のやり取りを見て
胸のモヤモヤが少し膨らむ夜になった。
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み(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます！申し訳ありませんが、ナナは固定の源氏名にしているので、変換設定しておりません。主人公の名前は変換できていますか？ (2023年2月19日 22時) (
レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます♪ウイスキーが飲みたくなるってコメントくると思ってなかったので、予想外で嬉しいです(^^) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 楽しく読まさせて頂いております。主人公の名前が変換されなくて、「ナナ」になってしまいます。 (2023年2月19日 20時) (レス) @page5 id: d7590cb796 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - このお話読むとウイスキーめっちゃ飲みたくなります！ (2023年2月4日 18時) (レス) id: 5bc0c871e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2023年1月19日 16時
