黒猫とウイスキー【YG】

27 YG side ページ27

MS「グレーンウイスキーって得意じゃないけど、
これは美味しい！新たな発見だよ！ありがとう！」



続けてグラスを空にしたミンソクさんも満面の笑み




YG「こんなに喜んでもらえたら嬉しいな…」





『一緒に飲めないのが残念です。
また一緒に飲めるときまで取っておきますね。』



そう言ってウイスキーボトルにキープタグをかけてくれた。



MS「この前みたいに酔いすぎないようにな！」



ミンソクさんがAさんの腕を肘で突くのを見て
少し胸がモヤッとする



『あの日は楽しすぎたんだもん…。
ユンギさん、すみませんでした。
私、失礼なこと言わなかったですか？』



失礼なことなんて何も…
そんなことより気になってることがある




YG「あー…、失礼なこととかは…。
それより…」


言っていいよな？
変じゃないよな？



YG「何で今は“ユンギさん”って呼ぶんです？」




『え？』




YG「あの時は“ユンギくん”って呼んでたから…」




驚いた顔をする彼女を見て
言わなきゃよかったか…って後悔しそうだっけど、
言ってしまったことは仕方ない
こうなったら世渡り上手なジミンを見習って
とことん突っ走ってみよう

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