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蒸留所の見学からユンギさんはお店に顔を見せなくなって、1か月経っていた
MS「帰りの車で酔っ払いが騒ぐから嫌になったんだろ。」
ミンソクさんは誂う意味でそう言っているのかもしれないけど、本当にそうかもしれないと少し落ち込んだ。
閉店間際、少しずつ片付けをしている時だった
何となく外が気になって、お店のドアを開ける。
YG「うわっ!」
『っ!ご、ごめんなさい!』
ドアのすぐそばにユンギさんが立っていて、
ぶつかりそうになって慌てて謝った。
YG「あ、もしかしてもう閉めます?」
『いや、まだ大丈夫ですよ。』
YG「良かった…、渡したい物があって…」
ユンギくんの手には紙袋が握られていた
カウンター席に座り、紙袋をカウンターの上に置いた
『それ、なんですか?』
YG「先日、日本に行ったんです。
その時買ったウイスキーを一緒に飲まないかなと思って…」
紙袋から取り出した箱には【知多】と書いてあった。
『え!これって、トウモロコシが原料のグレーンウイスキーですよね?』
YG「はい。ハイボールで飲むと美味しいみたいで、お願いしてもいいですか?」
『かしこまりました。』
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み(プロフ) - るいさん» コメントありがとうございます!申し訳ありませんが、ナナは固定の源氏名にしているので、変換設定しておりません。主人公の名前は変換できていますか? (2023年2月19日 22時) (レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます♪ウイスキーが飲みたくなるってコメントくると思ってなかったので、予想外で嬉しいです(^^) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 楽しく読まさせて頂いております。主人公の名前が変換されなくて、「ナナ」になってしまいます。 (2023年2月19日 20時) (レス) @page5 id: d7590cb796 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - このお話読むとウイスキーめっちゃ飲みたくなります! (2023年2月4日 18時) (レス) id: 5bc0c871e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2023年1月19日 16時