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『んっ…！』
体を遠ざけようと手で押すけど、びくともしない
テヒョンさんの手が私の後頭部を掴んで
完全に逃げ場を失った
『まっ…て…』
呼吸のタイミングで口を開いた瞬間
彼の舌が口内に入ってきた
『んっ……っ！』
どうしよう…
このまま受け入れていいの？
受け入れてしまったら
友達に戻れなくなってしまう…
テヒョンさんはどんな気持ちでキスしてるの…？
考えれば考えるほど答えが分からなくて
何度も角度を変える情熱的なキスに
抵抗するのを諦め、ベッドに倒れ込んだ
彼の唇が私の首筋に移動したとき、
このまま受け入れてしまおうと思い始めて目を閉じた
覚悟を決めた途端
テヒョンさんの動きが止まった。
『………』
TH「……………」
左の首元にあるテヒョンさんの頭を触る
それでも反応が無くて
ゆっくり上半身を起こす
TH「…ん…」
テヒョンさんがベッドに仰向けに転がった
寝てる
完全に寝てる…
キスしてる途中に寝る人いる？
気持ちよさそうに寝息をたてる彼にあ然とした。
『…はぁ…、これで良かったんだよね…』
このまま受入れて気まずい関係になって
もう友達でもいられなくなるより
良かったんだよね…？
これで良かったと自分に言い聞かせながらも、邪な気持ちが頭をよぎったことを恥ずかしく思い、寝室を後にした
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み(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！更新が遅くなり申し訳ないですが、待っていてくださって本当にありがとうございます。のろのろですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです♪ (2022年12月1日 17時) (
レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - このお話大好きです！更新待ってます。無理せずに... (2022年11月29日 22時) (レス) id: 7de6ed1446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2022年11月22日 20時
