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急な展開に戸惑いながらも、楽しそうな表情をした男の子を見ると、素敵な写真が撮れそうな気がして
私もわくわくしていた
朝晩はまだ冷えるけど、昼間は随分暖かくなって
過ごしやすい
「あっ！蝶々！」
タイミングよく現れた紋白蝶を嬉しそうに追いかける
自然とシャッターを押した
くるくる変わる表情を見て
写真を撮るのが楽しくて仕方なかった
あっという間に撮影が終わり、写真館で写真の選別を終え、満足そうな様子でお店を後にしたお客さんを見て自分自身も満たされた思いだった
IN「お疲れさま。」
後片付けをしていると、イニョプお兄ちゃんが缶コーヒーを渡してくれた。
『ありがとう…』
IN「可愛かったな、あの子。」
『うん。それに、すごく楽しかった。
仕事だってこと忘れるくらい。』
IN「そっか。それは良かった。
Aは真面目だから、仕事だと思うと気を張りすぎるんだろうな。」
『そ、そうなのかな…』
IN「もっと楽しんだらいいんだよ。
Aが楽しんでたらお客さんも楽しくなって、自然と笑顔になるだろ？」
イニョプお兄ちゃんの言う通り。
今まで、私が必死な雰囲気で写真を撮ってたから
相手にも伝わって、自然な表情を撮ることが出来なかったんだと思う
『お兄ちゃん、ありがとう！』
お礼を伝えると「なに、急に！俺は何もしてないよ」って唇をキュッと噛んで照れたように笑った
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み(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！更新が遅くなり申し訳ないですが、待っていてくださって本当にありがとうございます。のろのろですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです♪ (2022年12月1日 17時) (
レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - このお話大好きです！更新待ってます。無理せずに... (2022年11月29日 22時) (レス) id: 7de6ed1446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2022年11月22日 20時
