瑠璃色の夜空 (ページ19)

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調理場へ戻って自分たちの食事の準備をした。

おじさんを呼んで調理場で食事をとっていると
スマホが鳴った。

JH「あ、繋がった！Aさん？」

『はい。どうされました？』

JH「こんな時間から申し訳ないけど、お酒って飲んでもいい？」

『もちろんです。何を飲みますか？』

JH「飲めるって〜！ヤンさん、ソクジン何にする？」

飲めると聞いて、一気に声が明るくなったのが可笑しくて口元が緩む。

JH「３人ともビール！」

『かしこまりました。すぐにお持ちします。』

電話を切ると、おじさんが微笑んでいた。

「明るい青年だよな。」

たぶんジョンヒョプさんのことを言っている。

『そうだね。』

「あんな人はどうなんだ？タイプじゃないか？」

『お客さんをそんな目で見ないから！』

急に変なことを言い出すおじさんに戸惑った。

「まぁ、芸能人だしな。色々大変だろうから。」

『え？その人は芸能人じゃないよ？マネージャーだって。』

「そうなのか？1番かっこいいのにマネージャーなんだな。」

確かにジョンヒョプさんは整った顔立ちだけど、
やっぱりソクジンさんが1番芸能人ぽい。

普段テレビを見ないおじさんはジョンヒョプさんも芸能人に見えるんだろう。

そう思いながらビール瓶３本を持って食堂へ向かった。