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今日は始業式だったため、お昼前に学校が終わった。
帰り支度をしていると、麗奈ちゃんに声をかけられた。
「ねぇ、Aちゃん。もし時間があったら、校内の案内しようか？大ちゃん気がつかないから、案内とかまだでしょ？」
気がつかないと言うか、学校の見取り図を渡されて「大丈夫だよな？」って言われただけだった。
「ありがとう。すごく助かる。」
麗奈ちゃんの好意に甘えて、軽く案内してもらった。
△△高校築年数が新しく、教室のある校舎がコの字形になっていて、校舎が取り囲む中に青々とした芝生の中庭がある。
校舎自体が大きいので職員室やパソコン室など、専門科目室も一緒になっていたので、覚えやすかった。
麗奈ちゃんに、校舎の渡り廊下を渡ると、体育館や柔道場、弓道場があるから見に行こうと言われた。
校集会で行ったから大丈夫と断ったが、どうしても行こうと言うので、取り敢えず行くことにした。
体育館の入り口まで来ると、麗奈ちゃんがそわそわしながら体育館を覗きこんだ。
「誰か探してるの？」
「うん！今日はバスケ部がミニ練習試合するって聞いたんだ♪」
「バスケ部…。」
友達でも出るのかな？と思っていると、体育館の中から、また聞き覚えのある声が聞こえた。
「あれ？麗奈ちゃんとAだ。友達になったの？」
雅紀さんがニコニコ笑顔で私たちに近づいてきた。
「はい♪同じクラスなんです。Aちゃんと相葉先輩はご親戚だったんですね！」
「親戚？」
説明するのが億劫で、兄妹って言ってなかったんだ。
少し引きつった顔で雅紀さんを見ると、私の気持ちが通じたのか、話をあわせたくれた。
「そうそう！そうなんだよー。そんで、二人はどうしてここに来たの？」
「校内案内です♪あ、今日は練習試合するんですよね？」
嬉しそうに雅紀さんと会話する麗奈ちゃん。
「まだ始まらないけどね。たぶん１時くらいからだと思うよ。」
「ね、Aちゃん、見ていかない？」
キラキラした目で麗奈ちゃんが私を見る。
「バスケに興味ないから…」
私が断ろうと麗奈ちゃんを見ると、キラキラうるうる瞳のバンビが居た。
「…少しだけなら。」
結局断れなかった。
「やった♪まだ時間あるし、近くのコンビニでお昼買って食べよ♪」
嬉しそうに軽くスキップする麗奈ちゃんとコンビニに向かった。
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みーにゃ(プロフ) - サラさん» ありがとうございます(*^^*)一気に読んでくださったとか嬉しすぎてニヤケがとまりません(о´∀`о)兄妹設定、私も妄想しながら作ってて楽しかったです♪潤くんみたいな男友達いたら幸せすぎますよねー♪頑張りますので、他の作品も読んでいただけたら嬉しいです(^^) (2015年6月1日 15時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 初めまして。面白くて一気に読みました。兄妹設定、ヤバイですね(〃▽〃)お風呂鉢合わせしちゃったり、夢にでてくるとか、男子な雅紀くん最高です！すごく、胸がときめきました(*´∀｀)潤くんのキャラもいいですね。 (2015年6月1日 15時) (レス) id: 4b077ba35c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2015年5月5日 23時
