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集会が行われる体育館に着くと、全校生徒と言うだけあって、たくさんの生徒が集まっていた。
「Aちゃん、２年はだいたい真ん中に並ぶから、この辺に居よっか。」
「うん、ありがとう。」
麗奈ちゃんの言われた通り整列していると、後ろの方から聞き覚えのある声が聞こえた。
「あひゃひゃ♪何だよそれー！面白すぎじゃん！」
「笑いすぎでしょ。だいたいあなたは笑い上戸すぎですから。」
「え？ジョウロって？」
「…もういいから、黙って並んでください。」
後ろをチラッと向くと、やっぱり雅紀さんとニノさんだった。
アホっぽい会話に思わず笑ってしまった。
すると、
「何ニヤケてんの。やらしい。」
と、真後ろから声がした。
その、声の主の顔を見上げると、さっきまで隣の席にいた松本くんだった。
「ニヤケてなんかないよ！やらしくもない！」
不愉快な言い方に少しムッとして言い返す。
「そう？俺にはそう見えたけど。」
すかさず言い返されたが、相手にするもんか！と、正面に向きなおした。
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集会が終わり、教室に戻ると
再びホームルームの時間になった。
どうやら、大野先生は各委員会を決めたいらしい。
進学校だけあって、面倒くさい委員会はなかなか決まらなかった。
面倒くさい委員会とは、文化祭実行委員会、体育祭実行委員会のふたつ。
立候補のいない教室は静まり返っていた。
私は、文化祭も体育祭も割りと好きだから、別に委員会に入ってもいいけど、転入生がでしゃばって注目されるのは恥ずかしい。
そう思って静かにしていた。
「なぁ、あんた体育祭実行委員しない？」
「え？」
松本くんが話しかけてきた。
「あんた部活とかしてねーよな？暇だろ？俺もするから一緒にやらねぇ？」
突然の誘いに戸惑っていると、
「大ちゃん、俺と相葉さん体育祭実行委員に立候補するわ。」
勝手に立候補させられてしまった。
「えっ！ちょっ！」
「おぉ、ヤル気満々でいいな！じゃぁ、体育祭実行委員は松本と相葉な。」
黒板にさっさと名前が書かれ、反論する暇がなかった。
「ちょっと！松本くん、勝手に決めないでよ！」
私が小声で抗議するが、松本くんら聞こえないようにイヤホンで音楽を聞き始めてしまった。
はぁ。なんだこの俺様感。
大変な学校生活が始まったとため息をついた。
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みーにゃ(プロフ) - サラさん» ありがとうございます(*^^*)一気に読んでくださったとか嬉しすぎてニヤケがとまりません(о´∀`о)兄妹設定、私も妄想しながら作ってて楽しかったです♪潤くんみたいな男友達いたら幸せすぎますよねー♪頑張りますので、他の作品も読んでいただけたら嬉しいです(^^) (2015年6月1日 15時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 初めまして。面白くて一気に読みました。兄妹設定、ヤバイですね(〃▽〃)お風呂鉢合わせしちゃったり、夢にでてくるとか、男子な雅紀くん最高です！すごく、胸がときめきました(*´∀｀)潤くんのキャラもいいですね。 (2015年6月1日 15時) (レス) id: 4b077ba35c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2015年5月5日 23時
