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次の日学校に登校すると、バスケの応援席で見た相葉ファンが待ち構えていた。
「ねぇ！あんた雅紀くんの親戚って言ってたよね？！」
「…はい。」
「同じ家に住んでるって噂になってんだけど、どーゆうこと？！」
「そ、それは…。」
うまく言葉が出ない。
「おい！何やってんだ？！」
潤くんの声がして、俯いていた顔をあげる。
「なに？集団で攻撃して楽しい？」
ただでさえ潤くんの目は力があるのに、怒ってる時は何倍も迫力がある。
「わ、わたしたちはそんなつもりじゃ…」
「こいつと雅紀さんのこと気になんなら、直接雅紀さんに聞けよ！」
「…なんなのよ！松本くんにまで贔屓されて…調
子にのらない方がいいわよ！行こっ！」
そう言って集団は居なくなった。
「お前さー…始めっから兄妹って言っとけばこんなややこしいことにならなかったんじゃねーの？」
潤くんがため息をつきながら私を見た。
「…そうだよね。でも、お兄ちゃんって思いたくなかったの。バカだよね…。」
お兄ちゃんって言ってしまえば、みんな兄妹って目で見てくるのは当たり前になる。
そしたら、まーくんはずっとお兄ちゃんで…
私は妹で…
気づき始めたこの気持ちは、小さな部屋に閉じ込められた風船のように、行き場を無くして
ただただ萎んでいくしかないんだって思ったら、自然と親戚って曖昧な言葉が出てしまったんだ。
怖がってたくせに、結局追い詰めてるのは自分。
伝えることのできない、この秘密の恋を
私はどうやって消化すればいいの…
気づくと、私は潤くんの胸で泣いていた。
「ご、ごめん…。」
「いいから。泣きたいだけ泣いとけ。」
そう言って、潤くんは私の頭を撫でてくれた。
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みーにゃ(プロフ) - サラさん» ありがとうございます(*^^*)一気に読んでくださったとか嬉しすぎてニヤケがとまりません(о´∀`о)兄妹設定、私も妄想しながら作ってて楽しかったです♪潤くんみたいな男友達いたら幸せすぎますよねー♪頑張りますので、他の作品も読んでいただけたら嬉しいです(^^) (2015年6月1日 15時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 初めまして。面白くて一気に読みました。兄妹設定、ヤバイですね(〃▽〃)お風呂鉢合わせしちゃったり、夢にでてくるとか、男子な雅紀くん最高です！すごく、胸がときめきました(*´∀｀)潤くんのキャラもいいですね。 (2015年6月1日 15時) (レス) id: 4b077ba35c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2015年5月5日 23時
