四十五話 ページ47
うなじには、赤いシール。
最俺がそれぞれ押さえ付けている人のシールを引っペがした。
その瞬間不審者四人は気を失う。
『...やっぱり操られてたか』
やっぱり、"あの時"のやつらだ。
私にトラウマを作った、あの四人だ。
あの四人のうちの一人の親が科学者で、そいつが私を研究したいとか言って...。
このシールもアイツの親が開発したんだっけ。
レ「とりあえず全員、家行くで！！」
◈ ◈ ◈
レトさんと私の家に沢山人がいる。
レトさん、私、キヨくん、こーちゃん、フジくん、ヒラくん、P-Pさん、つわはすさん、牛沢さん、ガッチマンさん。
ベッドは使わず、客間に布団を敷いて倒れた四人を寝かせている。
最俺はリビングでグダグダしてる。
レトさんはまだ目を覚まさない四人を見てる。
私は窓の外を眺めていた。
まさか、あいつらだとはなぁ。
中学、緑化委員会。
なくなったじょうろの水。
力で直接与えた栄養。
はぁ...。
過去の事、あんまり思い出したくないけど。
蘇る、力を搾り取られた痛み。
利用された辛さ。
何で直接花を助けたか。
少し、過去のことを、話そうか...。
レ「A！手伝って〜！？」
『...シリアスな雰囲気ぶち壊すなぁ！！』
◈ ◈ ◈
四人に治癒の超能力かけてきた。
あと五分くらいで目覚ますかな。
私はまた他人と関わらなきゃいけないの？
P-Pさん、つわはすさん、牛沢さん、ガッチマンさん...。
しかもまた男性四人組。
もうやだ、神様は意地悪だなぁ。
レ「起きたあああああああ！！」
レトさんの叫び声に、最俺がドタバタしながら客間へ向かって行った。
と、思ったら。
『ちょ、キヨくん、離せぇええぇえぇ！！』
キ「断る！！」
キヨくんに腕を捕まれ、五人で客間に飛び込んだ。
レ「喧しいわぁ！！」
レトさんの方が五月蝿いっす。
ガ「え、さ、最俺！？」
ガッチマンさんの声に、こっち四人も向こう四人も固まった。
そして数秒の沈黙。
Ｐ・つ・牛・ガ「「「「久しぶりぃぃぃ！！」」」」
鼓膜が破れんばかりの声量。
耳大丈夫かこれ。
つ「え！めっちゃ久しぶり！！」
牛「元気にしてたかお前ら！！」
ガ「相変わらずか？」
Ｐ「かなり会ってなかったよね！？」
四人にバシバシ叩かれまくる五人。特に全身組。
そして、そこで叩いていた四人の手がようやく止まる。
空気を察したみたい。
牛「えーっと...何かあった？」
そこで、起こったことの整理も兼ねて、四人に学校の事を話した。
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はたこ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます(｡ ・`ω・´)☆頑張ります！！ (2017年7月23日 22時) (
レス) id: 4aa810012c (このIDを非表示/違反報告)
Rain(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新がんばってください！ (2017年7月23日 22時) (レス) id: 6ba8dd0c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はたこ | 作成日時：2017年6月25日 17時
